世界最古の球技 スポールブールとは

 全長27.5mのコート内で、金属製のボール(ブール)を転がしたり、投げたりして、さまざまな種目で得点を争う競技です。
 ボールを目標球に近づけること自体は、原始的な発想であり、古代エジプトや古代ギリシャの文献によりスポールブールの原型は約5000年前まで遡ると考えられています。それ故、世界で最も古い球技の一つという説があります。当時は石を研磨したボールが用いられていました。古代ギリシャではスファエラ(球形の意味)と呼ばれる球技が行われていたことが文献で示されています。古代ローマでもカラカラ寺院等には、今のスポールブールと同じようにボールを投げている人や、得点を測定している人のフレスコ画が残っています。中世においてもラブレーやディドロ、スペインの画家ゴヤなどもスポールブールで楽しんでいたとの記録もあります。

道具

金属製(真鍮製)のボール
直径約10cm、重さは約1kgです(女性用の方が男性用に比べてやや小さく、軽い)。これを転がしたり、投げたりします。投げるときはある程度遠心力を使って投げますので、強い力が必要というわけではありません。

技術

 必要とされる技術は、ボールを転がすことと投げることだけです。

[ポワンテ]
 ボールを転がすことを、ポワンテと言います。

[ティール]
 ボールを投げることを、ティールと言います。

競技種目

 おおまかに言って、トラディショネル種目と、ティール技術を中心にしたモダン種目とに分かれます。
 前者にはシングルスダブルスコンビネなど、後者にはプログレッシフラビッドプレシジョンがあります。

[シングルス]
 1人対1人で、お互いが1ゲームで4球を用いて、ポワンテによって相手より自分がどれだけ目的に近付けられるかを競う種目です。邪魔な相手のボールを、ティールによって弾き飛ばすこともできます。合計13点取るまでゲームを繰り返します。

[ダブルス]
 ペアを組んで2人対2人で、1ゲームで1人3球を用いて(ペアとしては合計6球)行います。ルールはシングルス同様です。シングルスに比べると、ペアを組むということで、それぞれの役割分担が重要であったり、またより戦略性が増しています。何より大切なのはチームワークということになるでしょう。

[コンビネ]
 1人対1人で、16球のポワンテと16球のティールを行い、計32点で点数を争う種目です。ポワンテについては目的球の70cmにボールが留まれば点数に、ティールについては目標球に当たれば点数になります。ポワンテティールという純粋な技術力が最も反映される種目です。ただし、やはりその中で駆け引きや勝負どころというものがあり、戦略性も求められます。

[プログレッシフ]
 5分間、コートを往復しながらティールを繰り返し、何球当てられるかを競う種目です。5分間走り続ける体力と、ティールの正確性が求められます。ダイナミックな迫力があり、また競技時間が比較的短いことから、世界選手権や欧州選手権などの主要大会の準決勝、決勝ではフランス、イタリアなどでテレビ中継されることも多いです。

[ラピッド]
 プログレッシフと同様の競技を、2人1組で行います。2往復(4球)ずつ交代してティールを行います。

[プレシジョン]
 それぞれ難易度が違う11球のターゲットにティールを行い、当てて得られた合計点を競う種目。点数は難易度に応じて1点から5点が設定されています。

[スポールブールにご興味を持っていただき、体験してみたいという方は、是非お問い合わせ下さい]

copyright © 2017 ブールスポーツ三郷 Boules-Sports MISATO All rights reserved.